こんにちは、武藤遼です。
今回は、失敗について書いていきたいと思います。
俺は失敗ばかりだ。いつもうまくいかない。
なんで私ってこんなダメなんだろう。
もっとうまくできたらなあ。
なんであの人ばっかり。
こんなこと思う人、
多いんじゃないでしょうか。
その気持ち、よくわかります。
何をやっても、スッと頭に入って、
すんなりできたらいいのに。
誰だってそう思います。
できたら気持ちいいもん。
できないのは嫌。辛い。耐えられない。
でもね、最初はみんなできないんですよ。
誰だって失敗する。
そんなもんです。
僕だってそう。
最初はいつも失敗だらけ。
でも、そこで諦めずに挑戦する。
それが武藤流です。
失敗しても諦めない。
それが成功につながると信じているから。
ということで、
今回は僕の失敗エピソードについて話して行こうかなと思います。
司法試験の講師
僕が今のように司法試験の講師を始めるようになったのは、
大学4年生の時です。
確か司法試験の受験が終わったあたり、
司法試験の合格を待っている夏の頃でしょうか。
その頃に始めたと思います。
初めてやった講座は、
僕が予備試験の答案をどのように書いたのか
その思考プロセスを解説する講義でした。
本番で僕が何を考え、どのように答案を書いたのか。
自分が当時考えていたことを話すだけですから、
講座の内容としてはシンプルで、最初の機会としてはちょうどいいものでした。
だけど、失敗した。
講座の内容は2時間。
2時間しっかり話さないといけないわけです。
でも、最初の講義、
憲法の講義では1時間で話が終わってしまった。
2時間あったのに、1時間で話す内容がなくなってしまったわけなんです。
これにはスタッフも困ってしまって、
あと1時間どうする??と。
仕方なく、残りの1時間は受講生さんからの質問に答えることになりました。
僕は当時いきなりスクール東京に現れた感じだったので、
受講生さんもこの人はどんな人なんだといろいろ疑問だったわけです。
そんなこんなで、なんとか初回の授業は終わったわけですが、
さすがに1時間で終わった講義を使うことはできず、
のちに受講生が誰もいない状態で
再度撮り直すことになりました。
完全な失敗です。
全然うまくいかなかった。
話すって難しいなあ。
結構へこみました。
失敗したけど、講義は毎週続くわけで、
次は失敗するわけにはいかない。
なんとかしようと必死に内容を考え、次の講義では無事2時間話すことができました。
今では、2時間話すことは当たり前になり、
むしろ2時間にまとめ切る方が難しい、もっと長い時間話したい
それくらいに思うようになりました。
だいぶ成長したもんです。
今気づきましたけど、
これを書いている僕は今25歳なわけですが、
もう3年くらい講師の活動を続けているわけです。
結構経験積んでますね。
ここまで継続できたのは自分にとって大きいです。
予備試験の時のこと
予備試験でも、僕は盛大に失敗しています。
これは何度も話していますが、
僕は予備試験を2回受けています。
1回目は論文不合格。
その時の順位は2000人中1500番代でした。
答案の評価もEやF評価ばかり。
最高がC評価でしたから、合格には程遠かったわけです。
予備試験は合格率が低いから、
よっぽどいいこと書かないと合格しないんだろうなどと
勝手に思い込み、普通はやらないようなことを書いたりしてました。
問題を深読みして、
逆にトンチンカンな答えを書いてしまってました。
当時はまあまあうまくいったかなと思ってましたからね。
今思うとすごく恥ずかしいです。
もっと素直に解けよと。
裏をかこうとか馬鹿な真似はやめてさって言いたいですね。
もし過去の僕に言えるなら。
この失敗を胸に刻み込んだ結果、
2回目の僕はとにかく問題文を素直に読み、
言われたことだけに忠実に答えるようにしました。
高評価を求めず、とにかく守りの答案を書く。
そうしたら、A評価もたくさんもらえたし、とんでもなく上位の成績で合格することができました。
失敗からの修正力。
これは僕の強みであり、武藤流によって学べることです。
大学入試
さらには大学入試もかなりやらかしてます。
僕は現役時代東大を受験したのですが、
盛大にやらかし、こてんぱんにされました。
現役時代は東大しか受けなかったので、
仕方なく浪人することになりました。
東大数学って満点は80点なのですが、
僕はその時の数学で6点を叩き出しました。
6点ですよ、6点。
1桁です。
だいぶ衝撃的ですよね。
確かにあまり解けなかった記憶はあるけど、
まさか1桁を取るとは思いもしませんでした。
現役の時、僕が座ってた席は一番前の席で、
目の前には試験官がいたんですよね。
僕の目の前の人は副試験官みたいな人で、
椅子に深く座ってあぐらを組んで、受験生を見下すような感じで座ってました。
僕の答案は白紙だし、何を書いていいかわからないしで、
すごく悩んでて、
そんな姿をその試験官に見られてると思うと、
勝手に変な想像をしてしまったんですよね。
この試験官は僕のことを見て嘲笑っているんじゃないか。
心の中で見下されているんじゃないか。
そんなどうでもいいことを考えると、
余計に頭が真っ白になってさらに考えられなくなりました。
そんなことをしていたら、
全く問題が解けなかったわけです。
今振り返ると、試験官が個人の答案に興味を持つわけないし、
たとえ心の中で笑っていたとしても、僕には全然関係なかったことです。
でも、当時の僕にはそれがわからなかった。
おかげで盛大にやらかしてしまったわけです。
数学が6点だったことは長い間人には言えませんでした。
高校の数学の先生にも申し訳なくて言えませんでした。
僕が数学6点しか取れなかった時の話を
動画にしてアップしてたのですが、今は限定公開にしてしまいました。
その動画見たいよーって人がいたら連絡ください。
リクエストが多ければ再度公開しようかなと思います。
サッカー
振り返ると失敗はまだまだあります。
中学校の時、僕はサッカーをやってました。
中学校の時は部活ではなく、サッカークラブに所属していました。
5月のゴールデンウィークに最初の合宿があって、
それがだいぶ辛かった。
先輩たちと混じって練習するわけですが、
中学校に入りたての僕にとっては練習に追いつけなかった。
あまりに辛すぎて、練習に行くのが怖くなってしまいました。
ゴールデンウィークが終わってから、
クラブの練習に行かなくなってしまったんですね。
体調は全然悪くないのに、行きたくないと駄々をこねる。
学校から帰ってきては、
一人寂しく将棋をやっていました。
他の学校の友達は部活やってるわけだから、
遊んでくれる友達が誰もいない笑
結局家に帰るしかなくて、一人で寂しく過ごしていたわけです。
あの時は悲しかったなあ。
それでもクラブのコーチが電話かけてきてくれて、
大丈夫だからって言ってくれて、なんとか練習に復帰することができました。
練習に戻った時、チームのみんなも暖かく迎えてくれて、
なんとか僕は練習をこなすことができました。
そうやって練習を続けて行った結果、
最終学年ではチームのキャプテンをやることになりました。
クラブに行けなくなった時を考えると、
ずいぶんと成長したもんだなと思います。
最初はチームに助けられたけど、頑張ってチームを支える立場になった。
今ではいい思い出です。
陸上
途中からサッカーをやめて、陸上を始めましたが、
陸上も失敗続きです。
短距離はスタートが大事で、
ピストルの音に素早く反応しないといけない。
でも、いきなりは無理です。
どうやってスタートすればいいかわからなくて、
最初は毎回出遅れてました。
周りのみんなより1テンポ遅れてスタートしてました。
そんなんだから負けまくりです。
悔しかった。
辛いなあと思ってやめたくなる時もありました。
スタートを気にしない長距離のほうがよくない?とか。
でも、みんなと一緒に練習することでだんだんとスタートも得意になった。
音に合わせてスタートできるようになりました。
諦めなければなんとかなります。
陸上やってると足速いんでしょ?とか、
1番ばっかとってるんでしょとか言われますが、
全然そんなことないです。
僕の場合は、ビリばっか取ってます笑
1位をとったこともあるけど、ビリもそれと同じくらい取ってます。
陸上の場合はスタジアムでやって、観客もいるわけですから、
ビリを走るとすごく恥ずかしいです。
最悪な場合は観客から拍手されることもあります。
屈辱的。
そんな時も何回かありました。
ビリを走るのは結構辛いもんです。
ちなみに僕は高校2年生の時に親元から離れて暮らすようになりました。
母親は僕の陸上の試合を見に来ることを楽しみにしていました。
でも、僕は高校2年生の時に怪我をしてしまい、そこから調子が上がりませんでした。
高校3年生の時にも調子は上がらず、試合に出るのが怖かった。
親は僕の試合を見に来たがっていましたが、
僕は呼ぶことができなかった。来て欲しくないと思っていた。
なぜなら、負けると思っていたから。
負けるところを見られたくなかったから。
結果、負けました。
大事な試合で、勝てなかった。
その試合、母はトラックに来て見ていました。
負け試合を見せてしまった。
レースが終わった時、
母が僕のところに来て、
「お疲れ様。よく頑張ったね。」と言いました。
そういった瞬間、僕は涙が堪えきれなくなりました。
泣きました。泣いて泣いて泣きまくりました。
大事な試合で勝てなかったことは今でも僕の中で引きずっています。
悔やんでも悔やんでも悔やみきれない出来事です。
大事な時に勝ちきれない。
負ける気で望んでしまった。
あれくらい辛かったことはないし、絶望した時もないです。
2度と同じことを繰り返してはいけない。
それが僕の原動力です。
youtube
話を最近に戻すと、
youtubeも最初は失敗続き。
初期の動画は、僕はいいかなと思ってたんですが、
スクール東京の人に話が飛びすぎと言われたり、
何を言いたいかわからないといった指摘を受けてました。
そんな指摘を受け、修正改善を繰り返し、
今では最初よりもだいぶうまくなりました。
たまに初期の動画を聴き直しますが、
今とは全然違います。
声の大きさとか高さとか。
スピードとか気持ちの入り方とか。
動画を上げるごとにどんどんうまくいっているのが
動画をさかのぼってみると分かります。
最近あげた
『司法試験の裏ワザ』という動画も、
5分の動画になっていますが、
あれは最初10分の動画でした。
言いたいことを詰め込みすぎて、長くなってしまっていた。
試しにスクール東京の人たちを前にして話してみると、
もっと短くできることがわかった。
ということで動画を取り直して、今の5分の動画になりました。
最初は失敗してたわけです。
失敗した10分の動画については、
メルマガで限定で公開しています。
どんな動画か気になるかたは、ぜひメルマガに登録してください。
youtubeの動画のサムネイルもそう。
動画のサムネイルは全部僕が作っていて、
地味にサムネイルを作り直したりしています。
最初は文字が小さすぎたりして、
どんな動画か全くわからないものが多かったけど、
今はそれなりに分かりやすいものになってきています。
どんな動画かぱっとイメージできるものが多くなっているはず。
サムネイルについても、
デザインの本とかを買って勉強してて、
こうしたらもっといいかもと工夫してやっています。
最近はだいぶデザインのこともわかってきて、
サムネイルを作るのが楽しくなりました。
やってれば慣れます。
サムネイルについてはより良いものをもっと追求していこうと思っています。
懇親会
僕がyoutubeとかメルマガを始めてから、
いろいろな方の懇親会に参加させていただくことが増えました。
人と会って、
どんどん勉強しようと思ったわけです。
だけど、いざ行ってみると緊張してしまって全く話せない。
自分がどんな人かをアピールできず、ただ話を聞くだけで終わってしまうことが多かった。
当然連絡先とかも交換できないから、
自分のブログとかを見てもらう機会もない。
これでは懇親会に参加する意味がない。
もっと話さないと。
声かけないと。
ということで、
勇気を出して、話すようにしてみました。
どんな自己紹介すれば興味を持ってもらえるか考えたり、
質問することを事前に考えて行ったり、
自分のやっていることを積極的にアピールしようとしたり
いろいろやりました。
そうすると、だんだんと話せるようになって、
懇親会の中でも目立てるようになりました。
今では怖気付くことなく話すこともできるし、
懇親会でいろいろな人と仲良くなることができます。
もともと僕はコミュニケーションが得意な方ではなかったので、
こういう風につながりを広げていけるのは奇跡のようなものです。
高校生の僕が見たらだいぶ成長してるなって思うはずです。
それくらい変わってる。
失敗しないと成功しない。これは真理。
そんなこんなで、僕は常に最初失敗してます。
しかもだいぶ盛大に。
今はもう諦めてます。
1回目はどうせ失敗すると笑
もはや切り替えて、2回目がんばろうってなってます。
失敗しても諦めない。
やりながら修正する。うまくなっていく。
これが僕のやり方だと。
最初は失敗するけど、そこからの修正が大事だ。
なぜ失敗したかを考え、
同じ失敗をしないようにする。
その修正力。
失敗は辛いです。
そして、失敗を振り返るのも辛い。
次どうすればいいか。改善点を考えるのも辛い。
でも、それをやることで、
無駄な時間を少なくできる。
最初に大きな失敗をし、学びを得るから、
次にうまく行くわけです。
大きな失敗をすればするほど、次の成功の可能性が高くなります。
何かができるようになりたいと思うなら、
積極的に失敗しないといけません。
最初からできる人はほとんどいません。
みんな最初は失敗するわけです。
でも、最近気づいたのが、
最初の失敗すら怖がってやらない人がいる。
いきなり成功したいと思って、
知識やノウハウを詰め込んで、やり方がわかってから挑戦しようとする。
結果、いつまでもやり方がわからないから全く挑戦しない。
それじゃあ無理です。
いつまでたってもできるようにならない。
だってやらないんだもん。
行動しないんだもん。
試験当日に試験を受けない人が試験に合格しないのと一緒です。
試験を受けた人の中から、合格者は選ばれるわけです。
挑戦した人の中から、成功者は生まれます。
やらない人に成功はありません。
失敗を怖がって行動しない人が一番最悪なわけです。
最初は失敗するんだよ。
そういうもんだと思って、行動しよう。
そこから修正していけばいいじゃないか。
修正の仕方がわからない??
大丈夫。武藤流があるから。
最初失敗して、でも次に成功するのが武藤流。
最初失敗することで、無駄な時間を減らす。
それが武藤流の強みです。
興味あるかたはメルマガ読んだり、動画を見たりしてください。
きっとヒントがあるはずです。
失敗を恐れてると、いつまでもできるようにはならないですよ。
とりあえずやってみてください。
話はそこからです。
というわけで、
誰だって最初は失敗するという話でした。
みんな積極的に失敗しましょう。
失敗したもん勝ちです。
次勝てばいいんだから。
失敗から学んで、勝ちにつなげる。
それが最短でうまく行く方法です。
やってみてください。
それでは!
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僕は大学1年生から勉強を始め、
大学3年生で予備試験に合格、
大学4年生で司法試験に合格しました。
予備試験に合格するまでで勉強はほぼ終えてしまい、
予備試験後から司法試験までは
プログラミングやビジネスを勉強し、
法律の勉強はほとんどしませんでした。
信じられないかもしれません。
お前には才能があったんだろ?とも言われます。
僕はもともと司法試験を目指していたわけでもなければ
司法試験に合格する自信があったわけでもありません。
そんな僕でも自信を得ることができて
司法試験に合格することができました。
その後もいろいろなことに挑戦できています。
学んでいけば誰でも自信を得て司法試験にも合格できる。
武藤遼が司法試験に合格していくまでの過程は下記の記事で公開しています。
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