母とクイズと由美ちゃん

  • 2019年12月17日
  • 2019年12月20日
  • その他

僕の母はすごい。

掃除や洗濯、家事炊事。
家のことはなんでもこなす。

作ってくれるご飯はおいしい。
家の中はピカピカだ。

僕の母は父親のことが大好きだ。
毎日父が帰ってくるのを楽しみに待っている。

僕の母は父親のことを一生懸命に支えている。
僕の母がいなければ、今の父はないだろう。

僕の母はすごい。

だが、今日はこんなことを話したいのではない。

僕の母がすごい理由。

それは、クイズがすごいのだ。

テレビでよくあるクイズ番組。
それにバンバン答える。

東大王
Qさま
ネプリーグ

なんでもこい
僕や父など、
家族一同が集まる夕食の場でも
母の回答率が圧倒的だ。

あまりにも早く答えるものだから、
僕や父は笑うしかない。

僕の母親は、
もともと頭が良かったのかというと、
そうではない。

僕の父や僕の方が
ずっといい大学を出てるし、

そもそも僕の母は
働いてすらいないのだ。

大学を出て、結婚し、
その後は専業主婦一筋。

社会経験すらない。
そんな母が、
我が家では一番のクイズマスターだ。

その広い知識には舌を巻く。

地理、歴史、音楽、文学

どうしてそんなことを知っているのかと、
いつも驚く。

別に母は勉強しているわけではない。

ただただクイズ番組を見続けただけだ。

複数のクイズ番組を見続けていたら、
似たような問題が出され、
自然とその答えを覚えてしまったに過ぎない。

僕の母は、
机に座って勉強するようなことはしない。

家事で忙しいのだ。
そんなことをやっている暇もないし、
そこまでクイズにかける情熱はない。

仮に母が絶対クイズを解いてやると
意気込んで勉強して
毎日のクイズ番組に臨んでいても
こうはいかないだろう。

徹底的なリラックス。
家族との夕食を楽しみ、
自然な気持ちでテレビを見ているからこそ、
答えられているに過ぎない。

この問題を解いてみろと言ったら、
解けるわけではないだろうし、
出題者としてテレビに出たら
それこそ悲惨な結果に終わるだろう。

リラックスするのが大事だというのが、
母を見ているとよくわかる。

母があまりにもよく答えるものだから、
僕や僕の父は逆に気負ってしまう。

何か答えたい
何か答えなきゃ

そう思っているうちに
体は固くなり、頭も固くなる。

自然な思考ができなくなる。
あれこれ考えているようで、
実は何も考えていない。

そうこうしているうちに、
また母が答える。

その繰り返しだ。

人は何かをやれと言われるとできない。
言われなくてもそうだ。
勝手に自分で気負ってしまっても同じようにできない。

こういう時、
別のことをやるとうまくいくものだ。

クイズ番組だって、
ご飯を食べながら見ているから
うまくいくのだ。

絶対解いてやると意気込んで、
メモとペンを持って
テレビの前に食いついているようでは
解けることはない。

無駄に気負わず、
リラックスしているからこそ
うまくいく。

母の姿を見ていると、
それが真実だと思う。

勉強しなきゃと思って、
机に向かいすぎるのも
多分よくないんだろうな。

僕が机に向かって
ガリガリ勉強しても、
多分母を超えることは無理だ。

勉強とか
そういうものを超越した不思議な力が
夕食時の母にはある。

もしかしたら
普段の生活でもクイズのことを考えているのかもしれない。

風呂の洗濯やご飯を使っている時
買い物に行っているとき
クイズのことをいろいろ考えたりしているのかもしれない。

そうだとしたらその差は圧倒的だ。
母は一日中ずっとクイズのことを考えていることになる。

机には向かっていないが、
圧倒的な勉強をこなしていることになる。

僕たちのような学生だと、
勉強しようと思ったら、
いつも机に向かって勉強する。

それは一種の儀式のようなもので、
とりあえず勉強するなら机に向かおう
という感じになっている。

だけど
机に向かっても
実際はそんなに考えていない。

スマホを眺めたり、
別のことを考えていたり、
勉強している時間は実は結構少ない。

この前なんて
由美ちゃんとのデートの約束が決まって、
ずっと変な妄想してたもんな〜

あの時は全然勉強してないよ。
間違いない、そこは断言できる。
不純なことしか考えていませんでした。
由美ちゃんごめん。

由美ちゃん、
今何しているんだろう。

デートっていっても、
ただご飯に行くことが決まっただけだもんなー

他の男と遊んでないかなあ
多分遊んでいるんだろうなあ。

どうしたら由美ちゃんと
付き合うことができるんだろう。

由美ちゃんと付き合えるなら
勉強なんてどうでもいいよぶっちゃけ。

由美ちゃんが読書好きだから、
今まで全くやらなかった読書も好きなように装ったり、
勉強しているフリをしたり

そんなことをしたら
意外と勉強面白いところがあるってわかったから
前よりは勉強するようになったけど

それでも
由美ちゃんに比べたらまだまだだ。

ああ〜
由美ちゃんに会いたい。

みなとみらいで待ち合わせして、
観覧車に乗って、
一番上で由美ちゃんと手を繋ぎたい。

ワールドポーターズに行って、
あちこち回りながら
ぺちゃくちゃしゃべりたい。

カップラーメンミュージアムもいいな。
山下公園も鉄板でしょ。
ああ、赤レンガ忘れてた!

赤レンガは絶対行っておかないと。

由美ちゃんと手を繋ぎたいなあ。
幸せだろうなあ。
楽しいだろうなあ。

うまくいくんだろうか。
由美ちゃんは僕に振り向いてくれるだろうか。
幸せになれるだろうか。

あれ、よく考えたら、
なんの話ししてたんだっけ?

由美ちゃんの話じゃないよね?
なんだっけ?

何話してたか忘れた。
まあいいや。
由美ちゃんのこと考えている方が
ずっと楽しいし。

ああ、そうだ。
クイズの話だ。
母の話だ。

途中だったね。
でもどこまで話したか忘れた。

この話はまた今度。

僕は由美ちゃんを口説くのに忙しいんだ。

あ、ほら
またL I N Eがきた。

なになに。

ええ??
明日ランチに行かないだって??

どうした
何があった?
今までこんなことなかったじゃないか!!

これ、もしかして本当に脈あり??
いけちゃう感じ??
観覧車の一番上で手を繋げちゃう感じ??

マジか。
やる気出てきた。
今ならなんでもやれそうだ。

というわけで作戦会議だ。
明日のランチをどうするか。

僕が取り組むべき課題はこれだ。
余計な邪魔は排除だ。

これは僕一人で考えなければいけない。
超極秘ミッションだ。

というわけで、
今回の話は終わり。
僕は忙しい。

とにかく言いたいのは、
僕の母はすごい。

すごいけど、
問題を解こうと思って
クイズ番組を見ていたら
絶対解けないだろうということだ。

変に気負わず
リラックスしているからこそ
うまくいっている。

机に向かってガリガリ勉強して、
絶対解いてやると意気込んでいたら、
あんな風になっていないってことだ。

もっと詳しい話を聞きたいって?
知らん。そんな暇はない。
僕は忙しい。

もし聞きたいなら、
僕の先生に聞いてくれ。

僕の先生は
このことについてよく知っているし、
なんでも答えてくれる。

下に
メルマガとL I N Eのリンク
貼っておくから、
気になる人はそこから連絡とってくれ。

僕よりも
ずっといいこと言ってくれるよ。

僕なんか
家族のことを話してただけだ。
専門的なことを話したいわけじゃない。

勉強の話なら、
その先生に聞いてくれ。

僕は忙しいんだ。
由美ちゃんのことで精一杯だ。

人生をかけた大一番。
他人に邪魔されたら困るんだな!

というわけで、
僕はいくよ。

詳しいことが知りたかったら、
僕の先生に聞いてくれ。

それじゃ!

 

 

 

 

 

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僕は大学1年生から勉強を始め、
大学3年生で予備試験に合格、
大学4年生で司法試験に合格しました。

予備試験に合格するまでで勉強はほぼ終えてしまい、
予備試験後から司法試験までは
プログラミングやビジネスを勉強し、
法律の勉強はほとんどしませんでした。

信じられないかもしれません。
お前には才能があったんだろ?とも言われます。
僕はもともと司法試験を目指していたわけでもなければ
司法試験に合格する自信があったわけでもありません。

 

そんな僕でも自信を得ることができて
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その後もいろいろなことに挑戦できています。

 

学んでいけば誰でも自信を得て司法試験にも合格できる。
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司法試験なんて自分には無理だと思っていた

 

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こんにちは、武藤遼です。 新しいブログを作りました。大学在学中に司法試験に合格して自由を手に入れた男の物語 こちらは、司法試験用のブログになります。 前々から準備していましたが、ようやく公開できることになりました。 今後、司法試験に関する情[…]

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プロフィール

初めまして、武藤遼です。 僕は今、予備校で大学受験や司法試験の受験指導をしています。 文系の最高峰の試験といわれる司法試験。法律家になるための登竜門です。 僕は、大学に入学した直後から司法試験の勉強を始め、大学3年生の時に予備試験に合[…]


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